奨学金の滞納もブラックリストに登録され始めた

奨学金を支払わず滞納した状態が続くとブラックリストに登録されるようになりました。
これは非常に大きな問題となるのですが、そもそもブラックリストとはなんなのでしょうか。
一般的にブラックリストというと問題のある人、危険な人などをまとめたリストのことをイメージする方が多いかもしれません。
ですがここで言うブラックリストとはそうしたものではありません。
いわゆる借金を返済していない人が登録されているリストのことで、現在では奨学金の滞納もこのブラックリストに登録されるようになっているのです。

 

こうした措置が行われるようになったのは平成20年からです。
つまりそれ以前はブラックリストに登録されることはなかったわけですが、長く続く不景気もあって奨学金を支払えない学生が増えてきているのが主な原因です。
学校を卒業しても就職先が見つからない、就職してもリストラされてしまった、給料が安く奨学金を支払う余裕がない、理由は人それぞれですがとにかく奨学金を支払えないという人の数はどんどん増加していきました。
こうなると奨学金を出している日本学生支援機構も困ります。

 

 

支払われるべきお金が支払われないのですからどんどん経済的に苦しい状況に追い込まれ、なんとかして奨学金を支払わってもらわないといけない状況になったのです。
そこで平成20年から全国銀行個人信用情報センターに加盟するようになり、奨学金の滞納者はこの全国銀行個人信用情報センターに滞納情報が登録されるようになりました。
この状態がいわゆるブラックリスト登録の状態です。

 

ブラックリストに登録されると新たにローンを組むことができなくなります。
たとえば車を購入するためにローンを組むこともできませんので車を購入するためには現金で一括払いする必要があるわけです。
たとえ中古車だとしても奨学金が支払えない状態で現金で購入するのは非常に難しく、ローンを組めないというのは大きなデメリットになります。
ですが、日本学生支援機構としても奨学金を支払ってもらうため、そしてブラックリスト登録者がさらに債務を増やさないようにするために仕方のない措置だと言えます。

 

支払えるにも関わらず奨学金の支払いをしないという方はごくごく一部で、大半の滞納者は支払いたくても支払えない状況です。
とはいえブラックリストに登録されてしまうとさらに不便な生活を送ることになってしまいますので奨学金を滞納することがないように十分注意する必要があります。