4つの債務整理の選択の目安

上で述べたように債務整理の方法は「特定調停」「任意整理」「個人再生」「自己破産」の4つの方法がありますが、債務整理を検討するときにどの方法を選択するかの目安は下のようになります。

 

■債務金額の多寡で選択する

 

債務の整理方法を選ぶ際に、借入している金額によって採る方法が変わってきます。一般的には返済可能額の3年分、月にすると36カ月分より借入総額が多いか少ないかが目安となります。

 

月々の返済可能な金額の3年分より借入総額が少ない場合は「特定調停」や「任意整理」が向いており、その逆に借入総額が3年分より多い場合は「個人再生」や「自己破産」が適していると言われています。

 

 

■債務整理方法の適用条件で選択する

 

借入金額の多寡の他には、それぞれの債務整理方法の適用される条件などで判断します。例えば、収入がない状況の場合は収入があることが条件の「特定調停」「任意整理」「個人再生」を選ぶことができず、「自己破産」しか選択肢がありません。また、収入がある場合でも「個人再生」は安定した収入があることが条件なので、不定期なアルバイトなど、安定収入が見込めない状況だと選択することはできません。

 

上記のように、現在の債務状況、債務整理方法それぞれの適用条件や「費用をかけずに自力で行いたい」「費用をかけても弁護士、司法書士に依頼し代行してもらいたい」など、自分の考えを加味すると、おのずとその時に適した債務整理方法が見えてくると思います。

 

なお、これらはあくまでも目安ですので、実際に債務整理の方法を検討する際は現状や将来的な計画などを踏まえて慎重にご検討ください。