ブラックリスト掲載によるクレジットカード発行・更新以外のデメリットは?

ところでクレジットカードが新規に発行できない・更新できない以外の不利益というとどんなことが考えられるでしょうか。
連帯保証人になれないという点です。
将来、連帯保証人になる可能性があるとすれば、男性の方であれば家族が住宅ローンや車のローンを組む際の連帯保証人、女性の方であれば結婚して夫が住宅ローンを組む際の連帯保証人になるケースが考えられます。収入がもともとない方や少ない方であればブラックリストに関係なく連帯保証人になれませんので何とか言い逃れをすることができます。
しかし、そこそこの収入があるまたは国家資格を使用した仕事をしている(看護師、士業、栄養士、公務員など)方であれば収入が少なくとも一般の方よりもお金は借りやすくなります。その為、何か他の理由でお金を借りられないということは明白です。
結婚後にブラックリストが発覚して離婚なんてことにならないように、結婚前に言い逃れができそうもなければ事前に告白しておくのが賢明です。

 

次に、賃貸マンションなど新たに物件を借りる際の審査に通らないということが考えられます。
特に物件のオーナーがどういう方なのかにも左右します。また、その物件を管理している不動産会社にも左右します。
一番審査が厳しいのは、大手不動産会社が所有する賃貸物件です。入居審査には収入証明書に加えて信用情報機関に照会を行います。
ブラックリストに載っていれば100%審査に通ることはありません。

 

 

比較的審査が緩いのは物件のオーナーが直接募集しているか分譲用マンションを賃貸しているケースです。
賃貸用のマンションはマンション1棟を賃貸目的で建てているため、すべての部屋の管理会社は大手企業1社になります。
しかし、分譲用のマンションは基本的に大手企業が管理はしていますが、各部屋ごとにオーナーが違うのです。
そのため、各部屋ごとの審査基準が各オーナー次第ということになります。
ですから、ある部屋では入居審査に落ちても、ある部屋では入居審査に通るなんてこともありえます。
要はその部屋の権利を持っているオーナーの経済状況や審査基準に左右されるということになります。

 

今後、引っ越しの予定や賃貸物件を借りる予定のある方は、債務整理を行う前にされることをおすすめします。

 

上記以外であればデメリットはそれほど感じられません。
信用情報機関は極めて個人情報の管理に厳しいため、不用意に個人情報が外部に漏れることはありません。
どこかにその事実が転載されてしまうこともありませんし、身近な方にばれる可能性もありません(同居している家族がいてもまず問題ないでしょう……ただし、債務整理をした場合は、その事情によっては家族に知られてしまう恐れがありますが)。